設計
移動体通信基地局構築を支える設計部門の仕事
誰が見てもひと目で判る図面づくりがモットー
2001年入社
電子科卒
設計担当主任
設計という仕事
設計の仕事は、まず折衝・コンサルティング活動の結果を踏まえ、安全かつ効率的な施工が実施できるように留意しなければなりません。特に無線設備の設計では電波法による制限や、施主である移動体通信事業者により技術基準が異なるため、それぞれに適合した設計を行う必要があり、設計に合わせて使用する工事材料の吟味や装置類における予約データの作成、建設費用の算出なども設計の担当業務となります。
設計部門では、現在、協力会社含め170人くらいが設計に従事しています。その中で私は13年間の現場経験を持つことから設計業務の総括という立場で協力会社スタッフを取りまとめ、1週間で500件という設計目標を管理しながら設計面で基地局構築を支えています。
現場の経験を活かし、ひと目見て判る図面づくりをモットーに
1週間で500件という膨大な案件をこなすため特に心掛けていることは、誰が見ても判る図面を作ること。誰が見ても判るということは現場側も最初図面を開いた時にあれこれと悩まず、ひと目見て判る。これで現場にもゆとりができる、ゆとりができるということは安全面に対しても危険箇所が見つけられやすくなる。そういうことも含めて「ひと目見て判りやすい図面」作成をモットーに日々、業務に励んでいます。
また、私の場合、13年間の施工現場を経験していることが設計する上でとても活きています。現在、ほとんどの設計スタッフには現場経験がなく、実際ここに装置がつくのか、このスペースにケーブルが何本通るのか、など施工に関わる部分でわからないことが多々あります。そうした場合は、私の方でフォローしながら一緒に考え作成するようにしています。500件という目標を達成する上でもメンバーのモチベーションアップにつなげられればと思っています。
設計 ある1日
出社
朝礼ミーティング
メールチェック
・メール対応
現場問い合わせ対応
昼休み
総括ミーティング
図面差し替え
・設計変更対応
お客様対応
・社内周知
設計変更リスト作成
・社内周知
諸元変更対応
・社内周知
工事管理補佐人対応
・設計変更及び金額変更周知
退社