施工/IMCS局
ビル内での快適なmobile通信を可能にするIMCS局
試験工程は工事品質を担保するための最大の砦
※In-building Mobile Communication System(ビル内でのモバイルコミュニケーションシステム)
2011年入社
生産電子システム技術科卒
モバイルエンジニア
試験/IMCS局という仕事
私が主に担当している業務は、IMCS局と呼ばれる電波の入りにくいビル内や地下街などでモバイル通信を可能にする基地局の測定データの確認、電源線締め付け確認、系統の確認といった試験工程になります。
試験工程ということで、協力会社による施工工事の終了後からが私の仕事になるわけですが、私による試験工程が終了し通信品質が担保されたことで工事が終了となる事から、私の担当業務が工事全体の最後にして最大の砦であり、責任は重大ですがその分やり遂げた際の達成感も大きく、やりがいも実感しています。
※IMCSとは、Inbuilding Mobile Communication System(ビル内でのモバイルコミュニケーションシステム)の略
問題があったときこそ極めたいと思う現場業務
試験工程では、問題があったときこそ真価が発揮されます。何も問題がなければただ電源入れて終わりということになるのですが、問題が発生したときは、いかに素早くどこに問題があるかを特定することが重要となってきます。そのためには、交換機や伝送装置などの機器に問題があるのか、ケーブル等の自分たちの施工部分に問題があるのかなど、設備機器や施工を含めた「現場」についての知識が必要になります。
モバイル通信の試験にはIMCSのような屋内基地局と鉄塔やビル屋上などの屋外基地局があるわけですが、現在、私が担当しているのはIMCS局なのでIMCS独自の試験に関しては完璧にこなせるよう、光ファイバのケーブル端末処理や融着処理といった施工についても講習などを積極的に受講し、関係する現場でのスキルアップに努めていきたいと思っています。
試験/IMCS局 ある1日
出社
本日の作業確認、
工具・測定器等の積み込み
現場へ移動
現場到着、
作業前ミーティング、
現場作業
昼休憩
現場作業、
現場の整理整頓
TS(※テクノステーション)
へ移動
TSへ到着、工具
・測定器等の片づけ
メールチェック、
本日作業のデータ整理、
明日の作業確認・準備
退社