コムシスモバイルが掲げる「現場のチカラ」とは、確かな現場を支えるために、現場で育まれる技術、現場で育まれてきた経験、そして現場を育む心。それは、コムシスモバイル全社員に受け継がれてきた伝統、それを「現場のチカラ」としています。現場を経験したことで得られる知識だけではなく、観察力、実現力そして、予見力が非常に大切です。現場を経験していない設計担当者、現場を見たことがないコンサルタント、現場の技術をしらない保守担当では、より良い仕事ができるわけがありません。私たちが現場を大切している理由はそこにあります。
「見る・知る・学ぶ」
〇見る
現場を経験する上で大切なことは、まず現場で起きていること、行っていることを、自らの目で見て観察することからすべては始まります。例えば基地局設置であれば、当日の天候、立地や周辺環境などから、どのような危険要素があり、スムーズに工事を進められる状況か?または、作業における手順や安全確認は適切か?どのような資材を組み立てるのか?どのような機材を取り付けるのか?今日のスタッフの健康状態は?食事を抜いていないか、なにか無理をしていないか?まで、状況を的確に把握するために観察する目を養うことが「見る」と言うことです。
〇知る
次に、現場で起きていること、行っていることを知ると言うことです。つまり、現場を経験することで得られる知識や、見ることでわかることを理解することです。現場では好条件が重なってスムーズに工事が進行する日もあれば、天候の変化や思わぬ問題や課題によりスムーズに進行しない日もあります。そこから得られた知識もあれば、使っている工具の使い方や資材の組み立て方、装置の役割や使い方も現場を経験することで得られる知識になります。「知る」ということは、現場で起きていることを正確に理解して経験として蓄積していくことです。
〇学ぶ
学びはすべての仕事における源流であり、見る・知るで得た知識や経験から気づきを得て、学びに繋げることが重要と考えています。学びは、聞くこと、話すことで大きく飛躍します。例えば、わからないことは先輩や上司から聞くこと、仕事をしていく上で先輩から教えられること、先輩として教えていくこと。さらにはお客様からのクレームも全て、より良い仕事に繋がる学びです。謙虚な姿勢でことにあたり「学び」を得て、いずれそれを伝えて共有していくことで、はじめて現場のチカラとなるのです。